金子勝教授 「アベノマスク」は「無能政府の象徴」
立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が28日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルス感染拡大防止策で政府が全戸向けに配る布マスク、通称「アベノマスク」について「無能政府の象徴」と記した。政府は当初、5月中に配り終えるとしていたが、6月中旬になるとの見通しが明らかになった。
金子教授は「【アベとともに去りぬ】政府支給のアベノマスクはいまだ全世帯に行き渡らず、配達が続いている。店頭ではマスクの品薄状態が解消されつつあり、『遅すぎる』『もう必要ない』との批判が相次ぐ。不要不急な労力と財源は無駄そのもの。無能政府の象徴である。早く辞めろ」とツイートした。
アベノマスクについて厚生労働省の吉田学医政局長は同日の参院厚労委員会で、配布完了が6月中旬になるとの見通しを示した。