泉谷しげる 初有料配信ライブ開催 制作スタッフに仕事つくるため一肌脱ぐ
シンガー・ソングライターで俳優の泉谷しげる(72)が、6月11日に自身初の有料配信ライブ「コロナのばかやろー!」を無観客で開くことが29日、明らかになった。
3月以降、自身が発起人を務める「阿蘇ロックフェスティバル」を始め、すべてのライブが中止もしくは延期に。音響、照明などコンサートの制作スタッフが困窮する状況に、有料配信ライブを開催することで「仲間たちに仕事を作っていこう!」と立ち上がった。
泉谷は「本当はオレだって、リアル集客のライブをやりたい!しかし、3月以降、オレ自身のライブやフェス、テレビ番組の収録も減って、本当に困っている。『もう、助けてくれ』って。さらに自分だけでなく、エンターテイメントに関わる多くのスタッフも、また困窮している」と吐露。「特に、ライブに関わってきたスタッフたちは大小に関わらずすべての仕事を失ってる状態なので、配信ライブの現場で、ぜひ“仕事”をしてほしいのだ」と開催意図を説明した。
泉谷は単発ではなく、今後も継続的に開催をすることで「参加するアーティストとステージスタッフたちに『仕事が生まれる』状況にしたい」と希望。多くのアーティストの“参戦”も呼びかけている。
ライブは6月11日午後8時から開催予定。視聴チケットは今月30日にイープラスのサイトで発売される。