映画館6月1日から順次営業再開…座席間隔開けて指定席を販売 寄席も一部で
政府の緊急事態宣言解除と東京都の休業要請のステップ2への移行決定を受け、映画館や演芸場にも動きが出てきた。
東映は29日、営業休止中だった直営館の丸の内TOEIと渋谷TOEIの営業を6月1日から再開すると発表。5日からは丸の内TOEIで順次、東映の代表作「仁義なき戦い」シリーズと「県警対組織暴力」の6作をデジタル版上映する。2月7日に亡くなった日下部五朗プロデューサーの追悼上映となる。
感染拡大防止のため座席間隔を開けて指定券を販売。劇場に抗菌コートを施す。来場者には、マスクの着用と入館時のアルコール消毒への協力を呼びかけている。
落語協会と落語芸術協会は6月1日から寄席公演の一部再開を発表。「演芸場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を作製。監督官庁による厚労省の確認も得た。再開に関しては、ガイドラインに沿って「万全を尽くす形で当たって」いくという。