SNSに誹謗中傷を書き込む人の特徴とは…東大教授が解説
TBS「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜、後10・00)が30日、放送され、池谷裕二東京大学薬学部教授がSNSに誹謗中傷を書き込む人々についての調査結果を説明した。
同局の安住紳一郎アナウンサーがネット上で誹謗中傷を書き込む人々への調査について尋ねた。
池谷教授は「そもそも書き込む人はそんなに多くなくて1・5%くらい。だからほとんどの人はしない」と述べた。続けて「どういう特徴があるかというと、どちらかというと男性が多い。女性の場合は主婦。年収でみると比較的高い人が多い。お子さんをお持ちの方が多い」と語った。
池谷教授は「社会的弱者がストレスを発散するというイメージよりは、普段は裕福で幸せな生活を送っている方が多い。おそらく、社会的なメンツを保つためにいい人を演じている、こういうストレスのほうが実社会では多い。これがネットへのはけ口になっているのかなという調査結果です」と伝えた。