ジョージ秋山氏訃報、漫画家仲間も追悼 吉田戦車氏「まじか」

 「銭ゲバ」、「浮浪雲」などの作品で知られる漫画家のジョージ秋山(本名・秋山勇二)さんが5月12日に死去していたことが1日、分かった。「浮浪雲」を44年連載していたビッグコミックオリジナル編集部のツイッターが発表した。77歳、栃木県足利市出身。通夜・告別式は家族で行った。ジョージさんの訃報に、漫画家仲間はもちろん、政界、文化界からも悲しみの声が上がっている。

 吉田戦車氏はツイッターで「ジョージ先生まじか」と驚きを投稿。「監察医朝顔」を手がけた木村直巳氏はツイッターで「希代の天才と呼べるマンガ家は、そうそういない。この漫画家は本物だった。ご冥福をお祈りします」と投稿した。

 「ラブひな」の作者の赤松健氏も「ご冥福をお祈りいたします。アシスタント氏のブログでお仕事の終わり際をハラハラ見守っておりました」とつぶやいた。

 政治家の小沢一郎氏もツイッターで「このたびのジョージ秋山様の訃報に接し、本当に残念でなりません。私自身、昔からの大ファンで、特に私が好きな10作品を選んで、『選・小沢一郎あちきの浮浪雲』という本まで出して頂きました」と追悼。

 作家で演出家の鴻上尚史氏もツイッターで「二十代、『浮浪雲』は、ずっと僕の心の支えでした。日本のスナフキンとして、あんな風に生きたいと今でも思っています。最終回の載ったビッグコミックはずっと宝物です」と偲んだ。

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