元ＡＫＢ４８で女優の渡辺麻友（２６）が１日、５月３１日付けで所属事務所との契約を終了し、芸能界を引退することを発表した。事務所は「健康上の理由」と説明。渡辺自身もツイッターで引退を明らかにした。

　「これ一本、というのはないけど、歌って踊ってるのを見るのが好きだって言う人が多いから、それは続けていきたい」と、歌手を中心とした芸能活動を継続する意向を示した。ＳＫＥ４８を今年１０月に卒業する松井珠理奈（２３）は１日、ツイッターでショックを明かした。

　１１歳でＳＫＥの１期生メンバーとなった松井は、１８年の選抜総選挙で初の１位を獲得したが、強烈なプレッシャーに苦しみ、イベント翌日から体調不良のため約３カ月間、活動を休止。昨年も９月に体調不良で活動休止し、１１月に仕事復帰したばかりだ。

　松井は「起きてニュースを見て、びっくりしました。」と引退報道に驚いたことを告白。「プロ意識が高くて、尊敬していた先輩の一人。近くにいて、自分も頑張らなきゃっていつも思っていました。感謝の気持ちでいっぱいです。」と尊敬する先輩だったことを明かし、ツイートの最後に「とても心配です」とつづっている。

　渡辺の公式サイトでは１日、「この度、渡辺麻友より『健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい』という申し入れがございました。数年に渡り体調が優れず、これまで協議を重ねて参りました」と引退に至った経緯が明かされた。