MALIA.幼い頃から「肌の色は浅黒かった」…米国差別デモに「悲しい」
モデルのMALIA.が2日、インスタグラムを更新。米国で人種差別に抗議するデモが激しさを増していることから、ハーフの自身の体験を投稿。バレエの発表会では顔に白いファンデーションを「激しく塗られた」という過去を明かした。
MALIA.は母が日本人、父がパキスタン人のハーフ。「小さい頃から他の赤ちゃんより肌の色が浅黒かったと思う」と振り返り小学校では他にハーフの生徒は1人しかいなかったことから「猛烈ないじめにあったわけじゃないけど意地悪はたくさんされたと思う」とつづった。
母からは「気にしない」と励まされていたというが「ママは日本人だし、肌は真っ白だから私の気持ちはわからない。ってずっと思っていたし」と反抗もしていたという。
インスタグラムのストーリー機能では、バレエの衣装を着た幼い頃の写真を投稿し「バレエの発表会は白くないといけないから!って白いファンデを顔に激しく塗られたの(笑)。身体は褐色で顔は真っ白ってリアルバカ殿じゃん。って いまになってみると笑いが止まらないけどその時はめちゃくちゃ嫌だったな」と振り返った。
「肌の色が違うだけで悲しい思いをした事が何度もあったから、本当に悲しい気持ちになったし、たくさんのことを思い出した」と今回の米国での事件をきっかけに、自分の生い立ちに思いを馳せ「みんな同じ色の血が流れてるんだから」と訴えていた。