the Raid.がカフェをオープン ファンと会える場所作った
5人組ビジュアル系バンド・the Raid.(レイド)が3日、東京・渋谷の肉バル「Bitter Valley Grill」とコラボした期間限定カフェ・肉バル&スイーツ「CAFE de RAID.」をオープンした。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ライブ活動が再開できないバンドと、長期間営業自粛をせざるを得なかった飲食店がコラボした形だ。
メンバーはウエイターとしてサービスも行う。ファンにとっては、メンバーとソーシャルディスタンスは保ちつつも、近距離で接することのできる機会となる。
星七は「ライブができない間、ファンの方と直接、会える場所を作った方が喜んで頂けるかなと思い、カフェをプロデュースしてみました」と異業種への“進出”理由を説明。「ライブができない間、店内で僕たちの音楽を聴いて頂き、ファンの方同士の交流の場所にして頂ければと思います」と呼びかけた。
「今、最も勢いのあるビジュアル系バンド」と言われるthe Raid.は、初のホールライブとなった3月29日の中野サンプラザ公演がコロナ禍で中止に。当日は、無観客ライブを開催し、YouTubeチャンネルでプレミア公開していた。
ライブの損失を補うために行ったクラウドファンディングでは目標を大きく上回る金額の支援を集めた。星七は「ファンの皆様に何か還元できることはないかと思ってカフェを始めることにしました」とファンサービスがオープンのきっかけだったことを明かした。なお、閉店がいつになるかはまだ未定だという。