新型コロナウイルスの影響で４月スタートが延期となっている、堺雅人（４６）主演のＴＢＳ系ドラマ「半沢直樹」（日曜、後９・００）が撮影を再開したことが４日、分かった。

　関係者によると、コロナ対策のリハーサル撮影を経て、３日から全体として再始動。現場では感染防止策を徹底しながら作業が進められている。

　検温とマスク着用が義務づけられ、堺らキャストはフェースガードを付けて待機。できるだけ「密」を避けるよう配慮しているという。

　撮影再開の喜びを表すように、おネエ口調の人気キャラ・黒崎駿一を演じる歌舞伎役者の片岡愛之助（４８）はこの日、ブログで「ドラマ再開してまぁす！！楽しみにしててね～～」とコメント。その後も役衣装の写真とともに「楽屋で休憩してる所見たわね～～」と口調をマネて更新した。

　「半沢直樹」は２０１３年に放送され、最終回で平成のドラマ史上最高となる平均視聴率４２・２％（ビデオリサーチ日報調べ。関東地区）をはじき出した怪物ドラマの続編。２月２３日にクランクインし、当初は４月１９日スタートの予定で撮影が進められていたが、コロナによりストップ。４月２日に放送延期が発表されていた。

　関係者によると「半沢－」同様に放送が延期されている同局の４月期ドラマ「私の家政夫ナギサさん」（主演・多部未華子＝火曜、後１０・００）と「ＭＩＵ４０４」（主演・綾野剛、星野源＝金曜、後１０・００）も撮影を再開したという。いずれも現状では放送開始日は未定。４月期のドラマが後ろ倒しになる分、７月期のドラマは放送時期の大幅な見直しや話数の変更が検討されている。