初期の中咽頭がんと診断され、一時休養を発表した、お笑いコンビ・ペナルティのワッキー（４７）の相方・ヒデ（４９）が７日、ニッポン放送のラジオ番組「日曜競馬ニッポン」に出演。ワッキーの休養について「彼の居場所を守って行かないといけない」と気合を入れていた。

　ヒデは「ファンの方も関係者の皆さんも驚かれたでしょうし、心配をおかけして申し訳ありません」とコメント。「本人、非常に前向きな男でして、しっかりと治療に専念するということですから」と話し、「元気な姿と復帰後の一発ギャグなんかを期待して待っていただければ」と呼びかけた。

　清水久嗣アナウンサーからは、休養期間を「ギャグを考える時間に費やせますね」と振られ、「そうなんですよ。軽く滑ったらもう１週間くらいゆっくりしてもらおうかと思いますね」と冗談も入れていた。

　それでも「もしかしたら誰よりも（復帰を）楽しみにしているかもしれないです」と相方への思いを告白。「また２人で劇場でネタをやったり、ラジオに呼んでいただいたり、皆さんの前に立つことができたらいいな」と前向きに話し、「彼の居場所を守って行かないといけない」と気合を入れていた。

　所属の吉本興業の発表によると、ワッキーは４月上旬、首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で何度か検査を繰り返した結果、ステージ１の中咽頭がんが見つかった。外科手術はせず、放射線治療を受けるという。今月８日から７月下旬まで入院し、８月末まで休養する予定。