吉川晃司、出演ドラマのテーマ曲初書き下ろし フジ系「探偵・由利麟太郎」
歌手で俳優の吉川晃司(54)が、地上波の連続ドラマ初主演を務めるフジテレビ系「探偵・由利麟太郎」(火曜、後9・00、6月16日スタート)のテーマ曲を書き下ろしたことが7日、わかった。自身が出演するドラマのテーマ曲を手がけるのは初めてとなる。
白髪の名探偵が京都を舞台に活躍する横溝正史原作のホラーミステリー。主人公の“都会という荒野をさまようカウボーイ”というイメージを意識して、楽曲は制作された。
メインテーマの「Brave Arrow」は、ギターが印象的なサスペンス調のインスト楽曲。エンディングテーマの「焚き火」は、カントリー&ウエスタン調で歌詞はわずか2行、ほぼ全編がスキャットの異色曲だ。
ドラマに合った曲作りを強く意識したという吉川は「映像作品にプラスの要素をもたらす楽曲でなければ、本末転倒ですから。そこに吉川晃司のイメージは必要ない。あくまでもイメージしていたのは由利麟太郎」とコメント。「焚き火」についても「スキャットは自分のスタジオでデモテープを録った時にラフに歌ったままのもの。イメージとしては由利麟太郎が歌っている感じ」と、こだわりを明かした。
両曲は、16日に配信限定シングルとしてリリースされる。