タレント・上沼恵美子（６５）が８日、ＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜、正午）に出演。５月下旬に「大阪府新型コロナ助け合い基金」に寄付した金額が１０００万円だったことを明らかにした。

　共演のキングコング・梶原雄太（３９）が「はっきり言います。両方にします」と東京と大阪の２カ所へ寄付する予定と明かすと、上沼は「５０００円ずつとかじゃないやろな。合わしても１万円やんか」といじった。梶原が「そこはしっかりとした（額で）。本当に。実は（寄付の）予定があったので」と返すと、上沼は「あなたいまユーチューブでものすごいもうけてんねんから。私、値段は言わなかったけど、１０００万さしていただいてます。実は」と告白。

　スタジオに驚きの声が起こる中、上沼は「新聞にちっちゃく『上沼は値段こそ明かさなかったが、（寄付）したみたいだ』って出てたみたいで。吉村知事はご存じですけど、私は１０００万させていただきました」と続けた。

　梶原が「びっくりしました」というと、上沼は「なんで？それくらいはするでしょ。阪神大震災のときはもっとしたかも。いいカッコしてるんじゃないよ。当たり前やもん。それだけ、何歳までお仕事させていただいたんだもん」と明かした。

　上沼は「でも、私言えへんかったんやで。阪神大震災のときも東北（２０１１年の東日本大震災）のときも。東北は何百万ですけど」と過去の寄付の際は、公表しなかったことを明かし、「今回はみんなそんな気持ちになりませんかって。収束が分かれへんもんやから」と理由を説明した。

　上沼は１日の同番組で金額には触れず「コロナ助け合い基金」への寄付を打ち明け、「今回は公表したほうがいいと思うんです」「このわけのわからん気持ち悪いウイルスと戦うために」と打倒コロナへの共闘を呼びかけていた。

　これに対し、吉村知事がツイッターで「上沼さん、府の『コロナ助け合い基金』に多額のご寄付、本当にありがとうございます。また、ウイルスとの共闘、医療従事者の皆さんへの支援呼びかけも感謝です」と思いを伝えていた。