前川喜平氏が提言「夜の街」のPCR検査を「介護、保育、学校教育などの従事者にも」
元文部科学事務次官の前川喜平氏が8日、ツイッターに新規投稿。東京都内で接待を伴う飲食店での新型コロナウイルスの感染が相次いでいるとして、小池百合子知事が「夜の街」で働く従業員の定期的なPCR検査できる態勢づくりを打ち出したことを受け、「介護、保育、学校教育などの従事者にも、同様の手立てをとるべき」と訴えた。
前川氏は「接待を伴う飲食店の従業員が定期的にPCR検査を受けられるようにするのは、大変結構なことだと思う」と評価した上で、「それなら、介護、保育、学校教育などの従事者にも、同様の手立てをとるべきだ」と提言した。
小池知事は7日に西村康稔経済再生相らと会談。今月1日から同日までの1週間の感染者147人のうち、新宿エリアのホストクラブなど「夜の街」の店に関連した感染者が59人と約4割を占めていることから、従業員が定期的にPCR検査を受けられる態勢づくりを国と都で連携して進めるとしている。