“三谷歌舞伎”が映画に 今秋公開「ワクワク通り越しガクガク」
脚本家の三谷幸喜氏(58)が作・演出を手掛け、昨年6月に上演された歌舞伎公演が、シネマ歌舞伎「三谷かぶき 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち」(10月2日公開)として上映されることが8日、分かった。
三谷氏にとって13年ぶりとなった歌舞伎作品で、松本幸四郎(47)、松本白鸚(77)、市川猿之助(44)らが出演。舞台では物語をナビゲートする役柄を演じた尾上松也(35)が、映画版の語りを担当する。
三谷氏は「自分の関わった歌舞伎がシネマ歌舞伎として生まれ変わり、各地の映画館で上映されるなんて、もう夢のような話で、ワクワクを通り越してガクガクしています」と胸の高鳴りを表現していた。