藤井七段 棋聖戦先勝の“勝負メシ”はカツカレー

 将棋の藤井聡太七段(17)が、渡辺明三冠(36=棋聖、棋王、王将)に157手で勝利。屋敷伸之九段(48)の記録を4日更新した史上最年少で臨んだ初のタイトル戦を、幸先良く白星でスタートした。タイトル戦の“定石”である和服姿ではなくスーツ姿で対局に臨んだ藤井七段は、現役最強とも称される渡辺三冠とがっぷり四つの勝負を展開。最後は自慢の終盤力をいかんなく発揮した。第2局は28日に同所で行われる。

 藤井七段が昼食に選んだ“勝負メシ”は、将棋会館の近隣にある蕎麦店「ほそ島や」のカツカレーだった。藤井七段が対局時の昼食に同メニューを頼むのは、2018年2月1日の第76期順位戦C級2組9回戦・梶浦宏孝四段(24=現六段)戦以来。藤井七段はその対局で勝利し、C級1組への昇格と五段昇段を決めていた。

 一方、渡辺三冠が選択したのは、同じく将棋会館近隣にあるうなぎ専門店「ふじもと」のうな重(竹)。同メニューは藤井七段の前の最年少プロ入り記録保持者で、「ひふみん」の愛称で知られる加藤一二三九段(80)の大好物。加藤九段が1000食は平らげたとされる“定番メニュー”として将棋愛好家にも知られる一品だった。

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