タレントの蒼井そら（３６）が１０日、自身の半生をモデルにした作家・藤原亜姫氏の小説「夜が明けたら　蒼井そら」（１９日発売、主婦の友社）の電子版予約スタートを記念したオンライン取材会を行った。

　アジアで最も有名な元セクシー女優、となった激動の半生を描くストーリー。「２０代後半にすごく悩んで、腐っていた時期というか『蒼井そらをやめたい』と思った時があったけど、それを乗り越えて今がある。悩んでいる方の背中を押せたら。女性の方に読んでもらいたいな」とＰＲした。

　１８年に結婚し、１９年５月には双子の男児を出産。今作の出版には、夜に子供を寝かしつけてから打ち合わせや原稿チェックを重ねた苦労もあったが「子供も産めたし、結婚もできたし、今すごく幸せ」と、笑顔を見せた。

　また、社会問題となっているネット上の誹謗（ひぼう）中傷については、デビュー当時は現在ほどＳＮＳなどが発展していなかったにもかかわらず「こんなに書かれたりするんだとビックリした」と回顧。「見ない方がいいんだなと。誹謗中傷が多い、そういうものなんだ、と思ったら気持ちが楽になりました」と振り返った。