ライザップが2年連続赤字
経営不振に陥っているRIZAP(ライザップ)グループが10日発表した2020年3月期連結決算は、純損益が60億円の赤字となった。前期は194億円の赤字で、最終赤字は2年連続。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、フィットネスジムや子会社の衣料専門店ジーンズメイトの来店客が減少したことが響いた。
ライザップは16年ごろから積極的な企業買収で多角化を進めていたが、業績が悪化。不採算事業の売却など構造改革に取り組んでいる、瀬戸健社長はオンライン決算説明会で「収益構造は改善している」と述べた。