NHK会長 スタイル変え紅白開催明言「今年も紅白をお届けできるように」
NHKの前田晃伸会長(75)が11日、東京・渋谷区の同局で行われた定例会長会見で、新型コロナウイルス感染拡大による大みそかの紅白歌合戦の開催について言及した。
同会長は「年末、どんな状況になるか分からないので、例年通りとはいかないと思います」と話したうえで、「今年も紅白をお届けできるように、いろいろ検討していきたい」と明言。感染防止を観点とした様々な選択肢を視野に、スタイルを変えて開催を検討していくことを示唆した。
同局では「うたコン」(火曜、後7・57)が9日に無観客のNHKホールから生放送を再開。歌手のリモート出演なども試みてきた。毎年8月に放送され“夏の紅白”と呼ばれる「思い出のメロディー」も含め、前田会長は「何せ相手がウイルスなのでもう少し時間がかかる」と話した。