歌手・天童よしみ（６５）が、ＮＨＫ　Ｅテレ「オトッペ」（月～金曜、前８・４０）の新エンディング曲「オトッペおんど」を担当することが１１日、分かった。

　世界一のＤＪを目指す少女・シーナと、音から生まれた不思議な生きもの「オトッペ」たちの暮らしを描いたアニメ。番組からは多くの関連ソングが誕生して、シーナの声優・久野美咲（２７）による「『パプリカ』オトッペバージョン」も制作されているが、演歌歌手による歌唱は初めてで、演歌と教育番組の異色コラボは話題になりそうだ。

　天童は１９７０年にアニメ「いなかっぺ大将」の主題歌でデビューしているとあって、「私のデビュー曲も、当時、子供たちに大人気のアニメ番組の曲で、タイトルに“ペ”が付くので何かの縁のように感じました」と原点回帰をアピールした。

　またユニークな擬音が多く盛り込まれた楽曲に、「いつもみたいに音符に合わせてレコーディングするのと一風変わって、“音”を表現することを心掛けて挑戦しました」とベテランの技を見せていた。