小室哲哉氏 作曲活動を再開「オンラインで残る曲を」
2018年に引退を宣言した音楽プロデューサーの小室哲哉氏(61)が12日未明、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」に生出演した。冒頭で出演経緯について、「公共の電波は2年4カ月ぶりです。秋もっちゃんがプロデュースしてる番組ということで、『小室君、出ようよ』って」と親交が深い秋元康氏(62)からの誘いであったことを説明。秋元氏からの依頼を受けて、作曲活動を再開していることも明かした。
引退直後はピアノに触れることもなかったものの、「コロナで大変になる時期のちょっと前」から、曲作りに取り組み始めたという。「時代が、21世紀が進んだ気がして。曲を残したいというのが、出てきたかも。オンラインの中で残る曲を1曲ぐらい。発売日がありきでは、まったくないんですけど。オンラインでのヒット曲が僕にはないので」と気持ちの変化があったことを報告。対談相手の古市憲寿氏(35)から「復帰じゃないですか?」と向けられたが、はっきりとした返答は避けて、「今は練習してるだけ」とけむに巻いた。
小室氏は、不倫が報じられたことをきっかけに、18年1月に開いた会見で引退を発表。19年8月には、秋元氏が携わった福島県双葉郡でのイベントに出演し、久々に公の場に姿を見せていた。