お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建（４７）が複数の女性との不倫で活動自粛を発表したことを受けて１２日、妻の女優・佐々木希（３２）がインスタグラムを更新し騒動を謝罪した。また渡部がナビゲーターを務めるＪ－ＷＡＶＥ「ＧＯＬＤ　ＲＵＳＨ」（金曜、後４・３０）には相方の児嶋一哉（４７）が代役出演。渡部が不適切な行為に及んだとされる六本木ヒルズ内のスタジオから約１１分間にわたって涙ながらに騒動を謝罪。「タチが悪い」「大バカ」などと渡部を厳しく批判した。

　夫の不倫報道について渦中の佐々木がついに沈黙を破った。この日夕方、インスタグラムを更新した佐々木は、騒動に初めて触れ、謝罪の言葉を記した。

　これまで佐々木はインスタに愛犬や料理、自身のカラフルな写真を数多くアップしてきたが、この日は画像なし。ショックを押し殺すように、妻の立場から淡々と思いを伝えた。

　「このたびは、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」と１５歳年長の渡部が起こした騒動をわびると、「今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います」と毅然（きぜん）とした態度を示した。

　レギュラー番組を多数抱えていた夫は芸能活動の無期限自粛を余儀なくされたが、人気女優の佐々木は「私自身としては、今後もお仕事を続けさせていただければと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします」と前向きにつづった。

　“ビッグカップル”として話題を集めた２人は２０１７年４月に結婚し、１８年に第１子となる男児を授かった。同年にはＣＭで夫婦共演を果たすなど、好感度も高かった。

　渡部は活動自粛を発表した１０日のコメントで「私の不徳の致すところであり、家族を傷つけ」と猛省し、「妻にも謝罪しました」と明かしていた。また、１１日発売の「週刊文春」は、夫の不倫を知った佐々木が今月、相手女性と電話で会話し、問い詰めていたと報じている。