山本太郎氏 筆頭公約は五輪中止 都知事選出馬表明
れいわ新選組の山本太郎代表(45)が15日、都内で会見し、東京都知事選(7月5日投開票)に立候補すると表明した。公約1番手に、来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの中止を据えた。新型コロナウイルス対策で全都民に10万円給付する考えも示した。
山本氏は会見で、五輪開催は困難だとし「開催都市がきっぱり『やめる』と宣言する」と主張した。
立憲民主、共産、社民の3野党は元日弁連会長宇都宮健児氏(73)の支援を決めており、野党票が分散する可能性が強まった。山本氏は「狙うのは選挙に興味がない人たちだ」と、再選を目指す小池百合子知事(67)票を奪いたいと強調した。
また出馬説がある実業家・堀江貴文氏(47)は山本氏の公約を受け、SNSに「オリンピック中止で一定数の票は取れるのと目立てるだろうな」と投稿した。