映画会社元従業員5人、パワハラ提訴

 映画館運営や作品製作や配給などを行う映画会社「アップリンク」の男性社長から日常的にパワーハラスメントを受けたとして、元従業員5人が16日、社長や同社に計約760万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 原告側によると、5人は元社員や元契約社員ら。他の従業員や映画館の客の前で理不尽な理由で叱責(しっせき)され、「おまえは病気だ」などと人格を否定されるような発言もあったという。パワハラが横行する職場環境の改善を求めたが、社長から「議論の余地はない。会社に残るか、去るか」と告げられたとしている。

 提訴後に記者会見した原告側は被害者の会を立ち上げたことを明らかにした。

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