ジャニーズ事務所による６日間連続の有料配信チャリティーライブ「Ｊｏｈｎｎｙ’ｓ　Ｗｏｒｌｄ　Ｈａｐｐｙ　ＬＩＶＥ　ｗｉｔｈ　ＹＯＵ」が１６日、スタートした。“初日公演”には、Ｖ６、嵐、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの３組が出演。嵐は６曲を披露し、相葉雅紀（３７）は「楽しいですよね。やっぱり本業って、コレだよね」と画面越しにファンと交流した。収益金は医療従事者の支援に役立てられる。

　ライブ会場へ訪れることができない全国のファンのため、オンラインで歌声と元気を届けた。新型コロナウイルスの影響で、ジャニーズ事務所では今月末までのライブの中止が決定。３月末にも「－ｗｉｔｈ　ＹＯＵ」を無料配信したが、この日から始まった第２弾は、チャリティーとして有料で実施した。

　横浜アリーナのステージは、カラフルなライトで照らされ、大型スクリーンや花道も設置された。初日のトリを飾った嵐は、ＡＲ演出を用いて新曲「ａ　Ｄａｙ　ｉｎ　Ｏｕｒ　Ｌｉｆｅ：Ｒｅｂｏｒｎ」を熱唱。配信の「嵐のワクワク学校」で相葉が先生役を務めた、「ワクワク！ハピネス体操２０２０」もメンバー全員で体験し、さわやかな汗を流した。

　ファンの声援が聞こえているかのように、松本潤（３６）は「おかげさまで歌えていますよ」とハイテンション。２年前の高校野球中継テーマ曲「夏疾風」も歌って、相葉は「甲子園の歌ですからね。甲子園で１試合ずつセンバツ（出場校）ができるようになってさ、本当に良かった」と球児の救済措置に胸をなで下ろした。

　デビュー２５周年のＶ６は、井ノ原快彦（４４）が主演するテレビ朝日系「特捜９」の主題歌「Ｉｔ’ｓ　ｍｙ　ｌｉｆｅ」を初お披露目。Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅは客席がレインボーカラーに光る中、「シンデレラガール」を響かせて、フレッシュなパワーで躍動した。