「エール」スピンオフは「ファンサービス」と制作担当
NHK総局長会見が17日、東京・渋谷の同局で行われた。窪田正孝主演の連続テレビ小説「エール」(月~土曜、前8・00)の15日からの第12週で、アナザーストーリーとして脇役を主人公にしたスピンオフ・ドラマを放送していることについて、制作担当者がコメントした。
前作の「スカーレット」でも途中の1週間にスピンオフを放送しており、「主役を演じる役者への働き方改革か?」という質問に、「あまりそういうことは考えていませんでしたが、確かにヒロインは出ずっぱりになるので大変なんですよね。副次的な意味でヒロインを休ませるような効果はあると思う」と回答。
「脇(役)の人たちについて、『この人ってどういう話があったんだろうな』と気になるだろうと思いますので、視聴者の皆さんにファンサービス的な意味を込めてやってみた、という感じです」と説明した。