巨人-阪神開幕戦中継の日本テレビ “特等席”にカメラで臨場感
プロ野球が19日にいよいよ開幕する。新型コロナウイルスの影響で当面の間、無観客で行われる異例のシーズン。コロナ第2波が懸念される中、試合中継も昨年までとは異なる形となる。阪神戦で知られる兵庫県の独立局サンテレビは、7月1日の中日-阪神が自社制作の初戦。3月に放送予定だったオープン戦が雨天中止となり、無観客試合は“ぶっつけ本番”となる。日本テレビは観客席最前列部分にカメラを設置し臨場感を提供する。
阪神との開幕3連戦を含む巨人主催試合20試合を地上波放送する日本テレビは、中継に趣向を凝らす。
まずは無観客だからこその施策として「バックネット裏最前列」、「エキサイトシート最前列」にカメラを設置。通常ならなかなか座ることのできない球場の特等席で観戦しているような、迫力あふれた映像を提供する。
また、地上波放送の番組サポーターを務めるKAT-TUN亀梨和也や豪華ゲストと登場する副音声を実施。過去16年、約400万球のデータから「失点防止に最適な1球」を画面で表示する「AIキャッチャー」など、新施策を導入する。
日本テレビは「テレビ局としての使命を果たすべく、全力を尽くします!」と意気込みを示している。