国民民主党の小沢一郎衆議院議員（７８）が１８日、ツイッターで、公選法違反（買収）の疑いで検察当局に逮捕された前法相の衆院議員河井克行容疑者（５７）＝広島３区＝と妻の参院議員河井案里容疑者（４６）＝広島選挙区＝に関して、安倍晋三首相（６５）の人事を批判した。

　小沢氏は夫妻の逮捕を報じる記事を引いて「余人を以て代えがたい。適材適所。適正な人事。皆うんざりだろう。絶対に登用してはいけない人物をあえてその職につける。大臣でも検事長でも国税庁長官でも」と、これまでの安倍政権下での人事を批判した。

　続けて「総理はいわば常識に挑戦している。どこまで権力のやりたい放題が通じるか日々試している」と厳しく指摘。「試されているのは国民。国民の常識が試されている」と、安倍首相のやり方を許容するかどうかを問いかけている。