TBS・江藤愛アナ 驚きの“キャラ変” 「CDTVライブ!ー」でハジけたMC担当

 10年ぶりのジーパン姿でライブハウスのアルバイト「えとちゃん」に変身したTBS・江藤愛アナウンサー(撮影・伊藤笙子) 
 「えとちゃんは元気いっぱいなんです!」と笑顔
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 入社12年目の新境地だ。TBSの江藤愛アナウンサー(34)が、生放送の音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」(月曜、後10・00)で“ライブハウスの時給900円バイト・えとちゃん”としてハジけている。昼には情報番組「ひるおび!」(月~金、前10・25)で安定した進行に努め、清楚(せいそ)でおとなしい印象が強いが、驚きのキャラ変!?「静の江藤アナ」と「動のえとちゃん」を併せ持つ、TBSのエースを直撃した。

 「ひるおび!」ではスカート姿で総合司会の恵俊彰(55)を支える縁の下の力持ち。一転、夜の「CDTVライブ!ライブ!」ではロックスタイルの“えとちゃん”に変身し、MCとして大好きな音楽を情熱的に届けている。ジーパンが定番だが、履いたのは10年ぶりだという。本人も「全然、別人だと思って下さい」と笑う。

 「正しい情報を伝えるのが江藤アナウンサー。えとちゃんは音楽が好きという気持ちを伝える。初めてですけど、楽しいです。番組概要に『バイトのえとちゃん。ジーパンを履いて、動き回ってる』と書いてあるのを見て、ワクワクして帰ったのを覚えてます」

 総合演出の竹永典弘氏が、音楽の話になると雄弁になる江藤アナに注目。「情報」ではなく「感情」を伝えて欲しいとお願いした。同じ「情」でも、アナウンサーとしては伝えてこなかったものだ。

 入社12年目の新キャラ開眼。「えとちゃんは難しいことは考えてなくて、伝えたくてしょうがない。曲振り、進行ではなく『ねえ、みんなこの曲を聞いて』という気持ちなんです。天職ですね。でも、えとちゃんはこれしかできないので『ひるおび!』は震えちゃってできないです」。「終わったらモップがけ」「売れないバンドマンに片思い中」などの裏設定があるという。

 4月期の新番組だったが、新型コロナウイルスの影響でいきなりアーティストの生出演が制限される嵐の船出。前回15日の放送で2カ月半ぶりに生ライブを行い、あいみょん、King Gnu、BTSらが出演する22日の4時間特番で完全復活を果たす。

 ステイホーム期間には、微熱により大事を取って「ひるおび!」を欠席するなど、緊張の続く日々を過ごしてきた。「今もですが、自分が感染してしまったらどうしようという怖さがずっとありました。家が一番安全なんですけど、そうすると1人。生きているのがしんどいと思うときもあって、ずっと音楽を聴いてました。4時間特番のテーマは『希望』。ちょっとずつ日常に戻ってきてるんだよ、というのを感じてもらえたらと思います」。新型コロナウイルスの影響が落ち着き、日常を取り戻した際には、新しいジーパンを買いに行きたいという。

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