脳出血経験の間瀬翔太、発症時は「壁もないのに壁にぶつかった気が…」清原翔の回復祈る
先天性の脳疾患で脳出血を患った俳優の間瀬翔太(34)が22日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、やはり脳出血で治療中の俳優・清原翔へ「なんの障害もないまま元気に退院してほしい」との思いを語った。
間瀬は33歳だった昨年7月に脳出血を発症。当時を振り返り「音楽のレコーディングがあったが、急に壁にぶつかった気がして、後ろの壁にドーンと。でも近くに壁もないし、何でだろう?と思った」と突然の激しい頭痛に見舞われたという。
更に「友達に『頭が痛いから病院に行きたい』と言おうと思ったら、その友達の名前を思い出せなくて。お前の名前、なんだっけと…」と記憶もあやふやになってしまったという。
すぐに病院で診察を受けたところ、脳の血管の奇形による脳出血と診断され、7時間に及ぶ手術を受けた。その4日後からリハビリを開始し、病室内にあるトイレまでいくのに「5日間かかりました」と振り返る。だが「今日できなかったら明日は今日以上に絶対やる」というマイルールを決め、リハビリに励んだことから手術12日で退院。発症から11カ月経過した今は激しい運動こそ控えているが、じょじょに仕事も再開している。
もちろん脳出血は個人差があり、今回はあくまでも間瀬のケースだといえるが、同じ脳出血で治療中の清原について「できればぼくの思うことは、なんの障害もないまま元気に退院してきて、脳出血になっても清原君、間瀬君みたいに、こんなに元気になれるんだ、こんなに笑顔を届けられるんだっていう代表の人間になりたい」とエール。
そして「清原君と会って、お互い、何の障害もないねって握手を交わせたら嬉しい」と回復後の対面を願っていた。