ジャニーズ事務所を退所した、タレントの手越祐也（３２）が２３日、都内で会見を開いた。会見の冒頭で、ジャニーズ事務所への感謝の思いと、所属していたＮＥＷＳメンバーとのトラブルは「１ミリもございません」と切実に訴えた。以下、質疑応答の前に行われた、手越による退所についての説明要旨（１）。

　手越「今日、皆さまにお集まりいただきましたのは、いろんな雑誌の報道だったり、メディアでいろんなコメンテーターの方が話されている報道だったり、僕がなぜ退所という道を選んだのか、というのを自宅だったり、いろんな移動中だったりで見ていまして。こんなこと言っちゃいけないんですけど、あまりに事実と違う情報が多すぎたので、早く自分の口で、自分の気持ちとかだったりを伝えていかないといけないと思っていたんですけど…やっぱり、僕自身、ジャニーズ事務所に所属していて、いろんな話し合いの中で、しゃべっていいタイミングだったり、しゃべっちゃいけないことだったり、というものがたくさんありましたので、そういうものが手越祐也の口からいったい今まで何があったのか、どういう気持ちなのかということを皆さんに、自分の口から真実をお伝えできればいいなと思って今日は皆さんに呼びかけをしてきてもらいました。そして、こんなにたくさんの方にこられると思っていなかったので梅雨の中、こういう場にお越しいただいたのは心から感謝いたします。ありがとうございます」

　手越「まず、僕が一番最初に伝えたかったことっていうのは…。まず、今まで一緒に２００２年１２月にジャニーズ入りしてから一緒に切磋琢磨して、ＮＥＷＳという船をたたかってきてくれたメンバー。そして最初９人という門出からＮＥＷＳ（は）始まったんですけど、いろんなことがＮＥＷＳという船はありまして。ご存じの通り、僕がジャニーズ事務所を退所するまでは４人。過半数を切った４人で活動していまして。僕は嘘をつけないので、思ってないことを言うこともできないし、誰かにゴマすることもできないし、好きなものは好き、守るものは守るというスタイルで今までやってきたので。まずはＮＥＷＳ、ＮＥＷＳを支えてくださったファン、『イッテＱ！』だったり、サッカー番組だったり、いろんな番組で力を貸してくださったスタッフの皆さまに、心からの感謝を伝えたいですし、僕はいまだにジャニーズ事務所、そしてＮＥＷＳ、そしてＮＥＷＳファンのことは心から大好きです。メンバーとの間に何かトラブルがあったということは１ミリもございませんし、もっと言うとジャニーズ事務所との間に大きなトラブルがあったというわけでもございません」

　手越「僕は２００２年に自分の夢を持って。テレビでも発言しましたが、男子校育ちなもので、女性にキャーキャー言われたいとそういう一心でジャニーズ事務所にはいって、ジャニーさんに自分の人生を変えてもらって心から今でも感謝しています。そして、ジャニーズ事務所のまわりの関係者、スタッフの皆さま。いろんなもちろん今回、話し合いは重ねてきましたが、こういう退所という形にはなってしまいましたが、いまだに、僕１人、手越祐也のこの楽しい毎日だったり、助けてくださる方々、そしてＮＥＷＳという最高の船を用意してくれたジャニーズ事務所には心から感謝してます」