手越【会見要旨2】5、6年前から退所意識 当初はツアー完走時を想定
ジャニーズ事務所を退所した、タレントの手越祐也(32)が23日、都内で会見を開いた。会見の冒頭で経緯を説明し、3月から予定されていた全国ツアー「STORY」を完走した段階での退所を当初は考えていたことを明かした。手越による退所についての説明要旨(2)。
手越「今までの流れを簡単に説明したいと思うんですけど、僕自身が32歳ということで。5、6年前から、心のどこかで退所というか、もっと何か男としてチャレンジしたいなというのは正直ありました。ただ、僕はジャニーズ事務所はもちろんですけど、とにかくNEWSが大好き。いまだに大好きです。今でも家ではNEWSの今までのツアーTシャツをきています。NEWSはもちろんだけど他の増田貴久、加藤シゲアキ、小山慶一郎という…僕は最高の戦友という言葉をよく使うんですけど、戦ってきた友のことは心から今でも大好きです」
手越「なので、NEWSというグループ、それを応援してくださるファン、その子たちのことを、自分の夢だったとしてももしかしたら裏切られたと思うファンの子がいるかもしれないし、傷つけられたというファンの子がいるかもしれないし、やっぱりそういう子たちへの愛だったり、今まで育ててくださった関係者の皆様、そして事務所の方への感謝、恩、情というのは、はっきり物事を言う僕ですけど、かなり深くあります」
手越「NEWSは今年が4部作、『STORY』というアルバムの集大成だったんですね。『NEVERLAND』、『EPCOTIA』、『WORLDISTA』、で『STORY』が本来なら今年の3月からスタートするはずでした。しかし、コロナウイルスの影響でゲネプロまでいっていたんですけど、スタートすることができずに、僕も昨日かな?知ったんですけど現状、中止という悲しい知らせを僕も聞いて、僕自身もショックなんですけど。この『STORY』というNEWSが大切に作ってきたファンと作ってきた4部作を終えたタイミングで、僕はジャニーズ事務所から退所しようと思っていました」
手越「で、メディアの報道を見ていて…。僕は2度にわたる外出によって自粛という形で言い渡されましたけど、それが終わってから退所の話をしたんじゃないかという報道も結構見たんですけど、実際は今年の3月から話しております。まずマネージャー、そして事務所の偉い方に話をしました。話した内容も、とにかく感謝しかない、ジャニーズ事務所は大好きですと」
手越「ただ、男・手越祐也32歳として、もう1回ジャニーズ事務所に甘えずに、もうワンステップ、ステップアップする勝負がしたい。ジャニーズ事務所というのは本当にファンを大事にする事務所なので、ファンクラブだったりとか、いまだにインターネットというところにあまりアクセスをしない。既存のファンだったり、ファンクラブを大切にする、っていうやり方をずっとやっているので、僕は先に新しいメディアだったりとか、これからくるであろう…コロナウイルスが来たからこそ世界のあり方が僕は変わると思っていて、変化しなければいけない、自分自身も、タイミングが来てしまったと」
手越「でも僕は、ファン、メンバー、事務所が大好き。だからこのまま35、40、45、50と正直、一緒にずっとメンバーとはいたい、ファンと歩んでいたい。最初のうちは一つでも多くのものを残しながら独立というか、自分の頭で思い描いている男の夢に向かって、やってきたことを生かして何かやっていきたいなという話をして、その後に、静岡だと思うんですけども、NEWSのゲネプロ、生放送前にゲネプロを行いまして、その後に歌唱『U R not alone』という曲を歌ったんですけども、他のメンバー3人と私、手越の4人きりでメンバーに話をしました。もちろんNEWSも大好きだし、NEWSファンも大好きだけど、この『STORY』が終わった段階で、僕、手越祐也は次の夢に向かって進んでいこうと思っている。他の3人の反応は夢を思っている気持ちも分かるし、俺らは手越祐也とやっていきたいという熱い言葉をかけてくれて、本当に感謝しかないしそんなメンバーには。愛を感じたし」
手越「でもやっぱり、俺1人の人間としてはすごい夢がたくさんあって、ここで勝負しないと、きっと今年『STORY』というツアーが終わったらまたNEWSは新たな3部作なのか4部作なのか、はたまた海外志向なのか、未来のことなので分からないですけど、新しいチャレンジが始まると思ったんですね。そのチャレンジに片足を突っ込んでから辞めるというのは、NEWSを応援してくださっているスタッフの皆様にも迷惑がかかるから、自分が最善のメンバー、グループに迷惑をかけないタイミングを考えた時に『STORY』を完走してから終えたいと、その時は強く思っていました」