手越祐也「焦りもあった」事務所との間でスピード感に開き感じた

 会見中悲しげな表情を見せる=都内(撮影・金田祐二)
 会見を終えマイクを手に一礼する手越祐也=都内(撮影・金田祐二) 
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 6月19日付でジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也(32)が23日、都内で、緊急会見を行った。海外進出も視野に芸能活動の継続を明言し、「男・手越祐也の第2の人生を歩んでいきたい」とキッパリ。当初の予定の倍近い1時間55分に及んだ会見を、YouTubeで生配信もして、ファンへリアルタイムでメッセージを届けた。

 手越の会見の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -事務所のルールをなぜ破ったのか。

 「それに関しては、いまは不要不急の外出をしないでというのはあったにはあったですけど、僕からしてみればコロナウイルスで、NEWSとかイッテQだとかなかなか仕事ができていない。3月の段階で退所したいと申し出てしまったので、いつ退所するのかというリターンがなかったんですね」

(続けて)

 「仕事がなかった中で、準備を少しでもしておかないと。17年間してきた仕事から飛び出すというのは、恐怖感があったし、協力してくれるという方に早く相談しなきゃいけないというのがあった。不要不急という世間の声に対しては、事務所を責めるわけではないですが、早く次を決めなきゃいけないという焦りもあった」

 -ジャニーさんに対してはどんな思いが。

 「適当な夢とビジョンを持って話しにいったら『ユー、ヤバイよ』と言われちゃうと思うんですけど、ちゃんとビジョンがあって話した上で、ジャニーさんどう思う?と聞いたら…分からないですよ。『ユー、いっちゃいなよ』と言ってくれると思いますし、言ってほしいなと思います」

 -(安倍首相夫人の)昭恵さんと花見に参加したという報道もあったが。

 「この話が出るとは思わなかったので、僕もビックリなんですけど、昭恵さんとはすごく仲良くさせていただいて、ボランティアも興味ある方なので、明るい方で、定期的にみんなで会う会をさせていただいて。花見って言われるだけで、行ったレストランでたまたま桜が咲いていただけで。コロナウイルスの暗い現状で、どうやったら明るくできるかって話をずっとしていましたね」

 -なぜ夢のために事務所を辞めなきゃいけなかったのか

 「ジャニースは巨大な事務所で細かく精査するじゃないですか。僕はスピード感を重視するので。僕の理想のスピード感と開きが出てきたのは大きいです。自分があれやりたいこれやりたいっていうアイデアが、ジャニーズにいたらなかなかかなわないよなって。死んだ時に悔いを残すっていうのが絶対したくないって毎日生きているので。NEWSの活動をしながらこの夢がかなうんだったら、僕はNEWSもジャニーズも出ていないです」

 -「イッテQ」などレギュラー番組がなくなったが。

「3月の段階でちゃんと将来のビジョンが決まった段階で、『イッテQ』だったり、サッカー番組がなくなることは覚悟しなきゃいけないとは思っていた。『イッテQ』はもちろん僕の人生を変えてくれた番組。同じ時期に共演者のずっとお世話になっている内村さんと宮川大輔さんには番組の収録の時にそういう思いとそういう意志があることは事前に話しました」

 -外出自粛破りの報道では『手越ガールズ』『手越キャバクラ』と言われたが。

 「『手越ガールズ』がどんなものなのか僕も分かってないので難しいんですけど。僕には男性にも女性にも大切な友達はいるので。ただ、その会自体は医療従事者の先生に、今後の話をしませんかと。意見交換の(場の)中に、双方の女性がいたのも事実ですし、ワインを飲んで解散したんですけど『手越キャバクラ』って書いた方が面白いんだろうなと思っていました」

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