カンテレ（関西テレビ）は２５日、７月スタートのオムニバスドラマ「銀座黒猫物語」（７月１６日スタート、初回のみ深夜０・４０、レギュラー放送は同０・２５）の“黒猫”の声を、声優でタレントの山寺宏一が担当すると発表した。

　山寺は同局を通じて「オープニングとエンディングで黒猫の声（ナレーション）を担当させていただきました。心に響くストーリーの鍵になるのは実在する銀座の名店。一流のプロのこだわりが、本当に大切なことに気づくきっかけになるという、ユニークかつ説得力のあるドラマです。なんと言っても、全話キャストの演技が素晴らしい！ちなみに店へと導く黒猫も存在感バツグンですが、本編中はしゃべりません。心がほっこりした後、銀座を訪れたくなること間違いないです」とコメントした。

　実在する銀座の名店を舞台にした３０分のオムニバスドラマ（全１０話）で、東京・銀座を住み処（すみか）とする１匹の黒猫が、人生にさまよう人々を銀座の店へ導くところから物語が始まる。

　キャストは吉沢悠、岡本夏美、大東駿介、永尾まりや、佐野岳、秋元才加、矢作穂香、竹財輝之助ら。テーマ曲はジャズバンド・ＪＡＢＢＥＲＬＯＯＰがオリジナル曲を書き下ろす。今夏には中国でも放送される。