【The LDH Times】白濱亜嵐 0から1を生み出す いよいよライブ再開
GENERATIONSのリーダー・白濱亜嵐(26)が、コロナ禍による休止から再始動するLDHのライブエンターテインメントに、胸を高鳴らせる。7月6日に配信ライブ「LIVE×ONLINE」を実施。新曲「You&I」では会えないファンから映像を募って、リリックビデオを制作した。来年には兼任のEXILEがデビュー20周年を迎えるだけに、未曽有の事態を乗り越えて、力強く加速する。
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-LDHのライブが再開を迎えますが。
「2月のEXILEの公演が当日中止になって、ジェネのライブもリハーサルが始まってたけど、公演がなくなって。その中でも今しかできないことを常に話し合ってきました。物作りの原点に返ったというか、0から1を生み出す作業をやれたのは、かけがえのない経験になりました」
-「LIVE×ONLINE」に向けて。
「どうやったら画面越しに楽しんでもらえるか、みんなで考えてます。ライブって僕らだけでできる物じゃない。お客さんの盛り上がり、歓声があって、成り立つ物。お客さんがいないのは大変だと思います。レスポンスが見えないのが」
-新曲「You&I」に込めた思いは。
「リリースはもっと先を見据えてたんですけど、歌詞のメッセージ性が今の状況に当てはまったので、今しかできないことをプラスに変えてリリースしようよ、となって。歌詞にもある『ひとつになろう、You&I』という言葉を意識して、ファンの方からも映像を送っていただいて、ひとつの作品を作りました」
-8月以降には観客を入れたソーシャルディスタンスライブも計画されてますが。
「今後の状況によるとは思うんですけど、開催できたときにはファンの方には思う存分楽しんでほしいと思います。いろんな制約がある中、どういうライブ作りをしたらいいかは未知数。また新しいライブの形が見えてくると思います」
-リーダーとして心がけていることは。
「他の6人の個性を存分に引き出してあげたいという思いがあって、結構自由にやってもらってます。この期間中にも、コロナ禍を経てジェネはどうしたいかとか、いろんなアイデアを出してくれて。頼りになるメンバーがいてこそのリーダーだなって、改めて感じました」
-EXILEは来年20周年。若手として自身のポジションをどう捉えてますか。
「20周年を自分がEXILEメンバーで迎えられるとは、思っていませんでした。若い世代ですし、新しい物をEXILEに入れていかなきゃいけないとすごく感じています。演出や振り付けも僕らの世代目線で、今のEXILEにはこっちの方がいいですよ、とちゃんと意見を言えるようにならないと」
-映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(7月23日公開)にシリーズ新キャストで出演して。
「名だたるメンツの中に自分が入るのには、意外とビビることはなく、堂々と入っていけたかなと思います。シリーズの魅力は、やっぱり脚本家の方のお話。見てる人がどんどんだまされて、どんでん返し感が1番の見どころですね」
-テレビ朝日系ドラマ「M 愛すべき人がいて」は、強烈キャラがそろってますね。
「ちょっと懐かしみを感じるのが、見てる方に刺さってるのだと思います。(コロナによる撮影中断で)期間が空いて、トーンダウンしないか心配もありましたが、反響を聞いて、こう狙っていけばいいんだと分かり、全員がレベルアップして帰ってきました」
-YouTube企画「ジェネハウス」では一人芝居を手掛けましたが。
「いつかショートフィルムを撮ってみたくて。新たなチャレンジがてら、自分で作って、演じました。僕が目指しているシルベスター・スタローンのように。自分で脚本書いて、監督やって、主演やるって、尋常じゃない。僕なら作曲もできるので、音楽も監修して唯一無二の存在になれるんじゃないかな。全部自分でやりたいタイプなので」
-個人としての今後のビジョンは。
「音楽を作ってるので、いろんな人に自分の曲を使ってほしいという思いがあって。得意なダンスミュージックの音楽レーベルを作って、提供できる存在になりたいです。実力があるのに埋もれてる人だったりも巻き込んで、日本の音楽シーンを、より世界に届ける存在になりたいです」