冨永愛 コロナ禍でも揺るぎない自己管理「目指す自分に本気でなる」
モデルで女優の冨永愛(37)が25日、出演するキリンビールのアルコール飲料「本麒麟」のWEBムービーが26日から公開されるのに合わせて都内で取材に応じ、コロナ禍での暮らしぶりや美を追究するこだわりを明かした。
抜けるように白い肌、凜としたたたずまい。コロナ禍によって約2カ月のお家時間を過ごしたという冨永だが、スキはどこにも見当たらない。これまでと違う日常に身を置いても、ストイックに自分を律し続ける。「仕事柄、体が資本。自堕落な生活をしたいんですけど、体はすぐに戻らないので徹底して管理してました。食事も運動も全部、自分の仕事のためなので」とサラリ。誘惑を断ち切るコツを尋ねると「目指す自分に本気でなりたいか、じゃないですかね」。本気度の重要性を説いた。
ただ、楽しむことは忘れない。巣ごもり中は読書やNetflixでのドラマ鑑賞を満喫。パンを焼くことにも挑戦した。お酒も量や回数を気にかけつつ楽しんでいるという。「家で自分の作った料理に合わせてお酒を選ぶのが、こだわり。仕事で頑張った日はご褒美に飲みます。ビールは帰って一番に飲みたいですね」。飲み物に合わせてのグラスや器選びも楽しみのひとつという。
話題は、コロナの影響で中止となった高校野球、3カ月遅れで開幕したプロ野球にもおよんだ。日本で開催されたラグビーW杯に熱狂していたという冨永は「高校野球が中止になったり、プロ野球が無観客になったり、みんなが一喜一憂する機会がそがれるのは悲しい。心を痛めている人がいっぱいいるんだろうな」と心を寄せる。
ふと、口をついて出てきたのは自身の「幻の始球式」だ。「十何年前、始球式する予定だったんですよ。でも、選手のストライキで中止になって。幻の始球式になっちゃったんですよ」と2004年の思い出を振り返った。リベンジ登板への意欲を聞くと「ぜひ、やりたいですね!」と明るい笑顔に。満員の観客の視線を集めて、冨永のしなやかな体が躍動する-。そんな光景が戻ってくることを願わずにはいられない。