藤井七段 因縁の相手に雪辱星 連勝ストップ&プロ初黒星の佐々木勇気七段に

 将棋の藤井聡太七段(17)が25日、東京・将棋会館で行われた第79期名人戦順位戦B級2組1回戦で、佐々木勇気七段(25)に110手で勝利し、4期目となる順位戦を白星でスタートした。

 藤井七段にとって佐々木七段は、2017年7月のデビュー30戦目、第30期竜王戦本戦トーナメント2回戦で対戦して敗れ、連勝ストップとともにプロ初黒星を喫した因縁の相手。以来、約3年ぶりの対局となった。

 藤井七段は今局、前回対戦と同じ後手番。戦型は前回の相掛かりとは異なり、角換わり腰掛け銀となった。終盤まで互角の戦いが続いたが、最終盤に佐々木七段のわずかな緩手に乗じ、一気に勝勢に。最後は先手玉を即詰みに討ち取った。

 今月8局目を制し、リベンジに成功した藤井七段は「大変強い相手なので、こちらもしっかりした将棋を指したいと思っていました」と淡々。前回の敗戦への意識を問われると「それは特にありませんでした」とほほ笑んだ。

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