【心にささり言葉~一日一語~】研ナオコ アフターコロナの芸能界への思い
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界は激変しました。未知の病への恐怖、先行き不安、長引く自粛によるストレス。心はささくれ立ってきます。デイリースポーツでは、そんな今こそ伝えたい言葉として、コロナ発生以降に各界の著名人が発した、時にグサッと、時にしみじみ感じる言葉を厳選。「心にささり言葉~一日一語~」としてお届けします。
◆研 ナオコ (66)「本当にお芝居がうまい人、歌がうまい人しか残らない気がする。だから私なんか、これから頑張らなきゃ」
6月14日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」で、梅沢富美男(69)、小川菜摘(57)とのトークで。3人は6月からの明治座公演での共演を予定していたが、コロナ禍で中止に。再共演を約束し合う中で、研はアフターコロナの芸能界に思いをはせた。
「時代が整理されて昔に戻るような気がする。余計もの、贅沢ものを全部なくして、昔のように1から作り上げる。私も売れる前の修行が必要になってくると感じている」
3月には盟友の志村けんさんをコロナでなくした。「寝ずにキャンペーンで全国を回った」と若手時代を振り返りながら、キャリアのリセットと原点回帰を誓い、もう一度立ち上がる意欲をたぎらせた。