志村けんさん 東京・東村山名誉市民に 議員、市長ら全員で「アイーン」

 新型コロナウイルス感染による肺炎で3月29日に70歳で死去したタレント、志村けんさんの地元の東京都東村山市議会は25日、志村さんを名誉市民に選定する議案に同意した。議場で開かれた顕彰式で、代理授与された兄の知之さん(73)は「子供から大人までみんなから愛されたのは最高だったと思う。ありがとうございます」と涙ながらに述べた。

 最後に知之さんが「みなさんと『アイーン』がしたい」と提案。議員と渡部尚市長ら全員で志村さんのギャグをする一幕もあった。市は生前にも名誉市民を打診したが、志村さんは「芸の道に100点はない」などとして断っていた。今回、志村さんの遺骨が市内に埋葬されたこともあり、遺族が承諾したという。

 志村さんの死去後、市のホームページには追悼メッセージが約2万2千件届き、「志村さんを名誉市民に」、「記念碑を作ってほしい」との声が多く寄せられた。市は23日に議案を提出していた。

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