久米宏、唯一のレギュラー番組が最終回 「TBSのGスタジオがあった所」から中継
フリーアナウンサーの久米宏(75)が27日、この日で最終回を迎えたTBSラジオの冠番組「久米宏 ラジオなんですけど」(土曜、後1・00)に出演した。
久米はこの日のオープニングトークで、東京・赤坂5丁目の街頭から中継し「ここは昔、TBSのGスタジオがあったところ。『ザ・ベストテーン!』と毎週、やってました」と、思い出の場所を巡り歩きながらリポート。目にとまった鳥たちや何気ない街の様子を描写しながら、「昔、工事現場の鉄板の上でリポートしたことを思い出します」と若かりし頃を振り返り、「昔は歩いているだけで息が切れることはなかったのにな」と、懐かしそうに話した。
同番組は06年10月7日にスタート。久米がさまざまな視点から持論を語るなど、独自の存在感を放ってきた。
今年6月6日の放送で、久米本人が「今月いっぱいで終了することになりました」と報告。その理由については「100ぐらいあるんです」とし、「年齢的なもんだと思うんですけど、やっぱり集中力とか根気とかね、そういうものが明らかに衰えてきているなっていうのも一つの理由」と説明していた。