加藤登紀子「神の声、天から声が」マスク着用で1000人コンサート

 歌手の加藤登紀子(76)が28日、東京・Bunkamuraオーチャードホールで55周年記念コンサート「加藤登紀子2020 未来への詩」を行った。

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、1000人がマスク着用で来場。サーモカメラによる検温や手指の消毒を実施し、ソーシャルディスタンスを守って1席ずつ間隔を空けての開演となった。

 加藤は「(収容人員の)50%、1000人までならやってよしということで、神の声、天から声が降って来ました。“お登紀さん、あなたでしょう”と」と経緯を説明し、代表曲「知床旅情」、「百万本のバラ」や、医療従事者やコロナ感染者とその家族を応援する「この手に抱きしめたい」を熱唱。「また元気でお会いしましょう」と再会を約束した。

再会を喜び、観客とエアタッチする加藤登紀子=東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホール(撮影・三好信也)

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