橋下氏 ふぐ店巨大看板、違法知りつつ「責任は僕」 石井アナから「買いとって!」

 元大阪市長の橋下徹氏が29日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」に生出演し、9月で閉店が決まった大阪市の老舗ふぐ料理店「づぼらや」のふぐ看板が違法にも関わらず長年掲げられ続けてきたのは「責任はぼくにあります」と断言。MCの石井亮次アナウンサーから買い取りを求められた。

 番組では、大型のふぐの看板で有名なふぐ料理店「づぼらや」の閉店を紹介。新型コロナの影響もあり9月に閉店となるが、長さ5メートルにも及ぶふぐの看板について、地元の顔でもあることから残して欲しいという声が上がっていることを取り上げた。

 だがこの看板は「車道への突き出し幅1メートル以内」という法律に基づいた市の基準を満たさない違法看板。11年には大阪市が一度指導したが、そのままうやむやとなり現在に至っている。

 これに橋下氏は「11年、市長になったときで、悪いのは僕。報告を受けてました」と切り出した。

 当時、大阪は外国人観光客をどう取り込むかを考えていた時期で、京都市が看板を撤去し、景観を重視し出したことから、大阪市の別の部署から道頓堀などの看板を「撤去したいと言ってきた」という。だが一方の部局は「ガチャガチャした看板が売り」と議論に発展。

 もちろん看板が違法であることも指摘されたというが、橋下氏は最後に「責任取る、このままでいこう」と決断したという。

 この言葉に、石井アナやアシスタントの馬場典子アナは「責任取るいい機会」「ぜひ買いとって」とふぐ看板の買い取りを要求。橋下氏は「ゴゴスマ」が「大阪で映ってないから言ってるわけ。大阪はMBSでちちんぷいぷいっていう僕の悪口ばっかり言ってる番組やってる、早く変えてよ」と冗談めかして言った後、改めて「責任は僕にあります。その事で外国人が大阪、アジアらしさ(感じる)、道頓堀も看板は自由、色も自由にした」と振り返っていた。

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