デーブ・スペクター 香港国家安全維持法に憤る「生き物を靴でつぶしているような」
TVプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが5日、TBS系「サンデー・ジャポン」で、先月30日に施行された香港国家安全維持法への憤りをあらわにした。
中国政府は香港の統制強化を目的とした同法を成立させ、今月1日に香港で行われた抗議デモには1万人以上が参加、約370人が逮捕された。
2日には国連の人権理事会で日本、英国、ドイツ、フランス、カナダなど27カ国が国安法を批判し、適用の再検討を求める共同声明を発表。同じ会合ではキューバが53カ国を代表して中国への支持を表明しており、香港を巡る国際世論は二分されている。
デーブは「目の前で大好きな香港、自由を好きな香港人が殺されているのと同じなんですよ。生き物を靴でつぶしているようなもので、ホントに許せないです」と、静かな口調ながら怒りを隠せず。
「日本は強気に出たから良かったと思いますし」と、日本政府の対応を評価し、「習近平(国家主席)、間違っても日本に招待すべきと思いません。いくらたってもですね」と訴えていた。