将棋の藤井聡太七段（１７）の出身地である愛知県瀬戸市は、史上最年少タイトル獲得をかけて藤井七段が臨む９日の「第９１期ヒューリック杯棋聖戦第３局」でパブリックビューイング（ＰＶ）を実施することを７日、発表した。王手で臨む注目の一戦へ地元からエールを送る。

　ＰＶは同市の瀬戸蔵つばきホールと多目的ホールで行われる。新型コロナウイルス感染拡大防止策として定員は１４０人に制限され、前後左右間隔を空けての着席や入場時の検温、連絡先の記入などが求められる。時間は午前９時１５分から最大、午後９時まで。

　藤井七段は棋聖戦５番勝負で渡辺明三冠（３６＝棋聖、棋王、王将）に挑戦中で、第１、２局で連勝。史上最年少でのタイトル獲得に王手をかけている。