高田延彦が苦言、河井夫妻の起訴報道に「バカ負けで思考停止、何が先より辞職だろ」
元格闘家でタレントの高田延彦が8日夜、ツイッターに新規投稿。昨年7月の参院選広島選挙区で地元議員ら100人に計2900万円余りを配った公選法違反(買収、事前運動)の罪で前法相の衆院議員河井克行容疑者と妻の参院議員案里容疑者が東京地検特捜部に起訴された報道を引用し、「何が先より辞職」と議員辞職をしない河井夫妻の姿勢に苦言を呈した。
現職国会議員夫妻の起訴は初めて。裏返せば、自民党を離党はしたものの「現職」の肩書きを外さなかったため、そのような事態となっている。
高田は「もうこういうのいい加減やめにしませんかね」と切り出し、「もはやニュースを観るのも嫌悪感を覚えバカ負けで思考停止、とにかく何が先より辞職だろ」と訴えた。
河井夫妻は起訴から100日以内に判決を言い渡すように努める「百日裁判」で審理され、有罪が確定すると失職。また、共同捜査してきた東京地検特捜部と広島地検は、夫妻から現金を受け取った県議や市議、首長らの刑事処分を見送った。