タレントの渡辺満里奈（４９）が１１日、ＴＢＳ系「サワコの朝」（土曜、前７・３０）に出演し、夫のネプチューン名倉潤（５１）が昨年、うつ病を公表した当時の心境を明かした。「私しか治せない」と思ったことや、「いつ仕事をやめてもいい」と名倉に語りかけたことを語った。

　司会の阿川佐和子が「ちょうど去年の夏から」と名倉について尋ねた。渡辺は「８月から仕事をやめて、２カ月ほど。『戻れない』と思ったらそれ以上休んでもいいとしてもらった」と事務所への感謝も述べた。当時の心境について渡辺は「そのときは不安で必死で。どうやったらこの人が楽に気持ち良くいられるのなかって」と考えていたという。

　そのときに渡辺は「よく考えたら私が一番夫のことを観察している」と気づき、心療内科の医師よりも名倉の異変を察知できるはずだと思ったという。「使命感もあったと思うんですけど、私しか治せないと思った」と述べた。

　渡辺は名倉に「いつ仕事をやめてもいいよ」と言っていたそうで、「本当につらかったら仕事やめて大丈夫だよ。ぜいたくしなければ生活できるよって。自分でも本気でそう思えたときに覚悟が決まった」と名倉への強い愛情を語った。