宇宙Six 万全予防対策で舞台初日 山本亮太「笑顔になってくれたら」

 ジャニーズJr.内ユニット・宇宙Sixの江田剛(32)、山本亮太(30)、原嘉孝(24)が主演する舞台「トムとディックとハリー」が11日、東京・サンシャイン劇場で開幕した。3人にとって自粛明け後初の公演。都内で舞台出演者や観客に新型コロナウイルスの集団感染が発生した劇場の事例もあり、万全の予防対策を取り初日を迎えた。

 取材に応じた3人はエンターテインメント復活に心を弾ませた。4月に主演舞台「実験室」が延期となっており「こみ上げてくるものがあった」と原。抱腹絶倒のコメディー劇に山本は「純粋に楽しいなって笑顔になってくれたら」、江田は「コメディーをやらせたら宇宙一と思わせられる作品の第一歩にしたい」と意気込んだ。

 稽古はソーシャルディスタンス確保とフェースガード装着で行われた。この日は劇場キャパシティーの約半数の約400人を千鳥配列で座席に案内。換気のため上演中も場内一部の扉は開放された。入場時の検温、消毒に加え看護師を常駐。感染者が出た場合に備え個人情報の登録を求めるなど慎重を期して初日2公演を行った。関係者は「できることはすべてやり厳重に対応していく」と話した。

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