元厚労相で前東京都知事、国際政治学者の舛添要一氏が１２日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、安倍晋三首相について「指導力も全く見えない」と批判した。

　舛添氏は「厚労大臣は、政治家であって国民の代表だ。指導力を発揮して、官僚機構の間違いを正し、自らの責任で改革を断行すべきだ。西村経済再生大臣に丸投げで済む話ではない」と加藤厚労相に注文を付けた。さらに「１日２万件ＰＣＲ検査実施と公約した安倍首相は、今何をしているのか。トップの指導力も全く見えない」と安倍首相の存在感がまったくないことを嘆いた。

　舛添氏はまた、「本日の東京都のコロナ感染者２０６人、昨日と同じ数。この週末の繁華街の人出を見ても、大きく減ってはいない」と１２日に感染者数が連日の２００人超えとなったことを憂慮。「Ｇｏ　Ｔｏキャンペーンなども、予定よりは前倒しで行われ、経済社会活動の再開は続いている。当分は、この程度の感染者数が続くのではないか。ブレーキを踏むかどうかは、来週の数字次第だ」と投稿した。