森田健作知事、地方懸念のキャンペーンに「千葉はGoTo千葉にしようじゃないか」
千葉県の森田健作知事が15日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。各地方の首長らが懸念を示している政府の「GoToトラベル」キャンペーンについて聞かれ、「千葉県の場合はGoTo千葉にしようじゃないか」と県民に呼びかけた。
番組にリモート出演した森田知事は、打撃を受けている観光事業を支援する「GoToトラベル」キャンペーンについて質問された。
都内で新型コロナ感染者が増えている中で、各地方の首長がこの時期でのキャンペーン実施に懸念を表明しているが、森田知事は「これはですね、大変判断が難しい」と切り出し「今の経済を考えるならば、これは国の言っていることも理解できるかなと」とキャンペーン自体には理解を見せた。
そして「千葉の場合、GoToキャンペーンをそのまま丸のみにするのではなく、私は千葉県の人に『GoTo千葉』にしようじゃないかと」と突然の呼びかけ。「みなさん、県外に出ても地域によっては来ないでくれと嫌がられたり、PCRしろといわれるかもしれない。それならば我が千葉県、風光明媚で食もおいしい。今年はここで過ごそうじゃないか」とコメントした。
県外から来る人たちに対しては「もちろん千葉、万全を期してます。なのでどうぞ万全を期して来て下さい。その代わり最高のおもてなしをさせて頂きますと」と、来る側も万全の感染対策をして来て欲しいと語った。
これに宮根誠司は「例えば、僕らが千葉県行くときにPCR検査受けてきて下さいと言うこと?」と聞くと、森田知事は「そうじゃないです」と否定。宮根は国と地方で言っていることが違うため「どっちむいたらいいの?ってめちゃめちゃ迷う」と訴えると、森田知事は「だから、GoToキャンペーンをいかに料理するかは、各地域で考えたらいいんじゃないですか?」と語っていた。