蓮舫氏が苦言「『女性』この言葉を政治利用するのはもうやめてくれ、安倍総理」
立憲民主党の蓮舫副代表が16日、ツイッターに新規投稿。政府が「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にする」との目標を断念し、事実上の先送りとなったことを受け、「女性」の政治利用をやめて欲しいと安倍晋三首相に苦言を呈した。
蓮舫氏は「『女性』この言葉を政治利用するのはもうやめてくれ、安倍総理」と切り出し、「期待と失望の繰り返し。で、やっぱりね。むしろ輝けなくなります」と思いをつづった。
女性活躍を成長戦略の柱に位置付けてきた安倍政権だったが、掲げていた「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にする」という目標を「できるだけ早期に」との表記に変更することが分かった。新たな達成時期は明記しない方向という。
企業や公務員の女性管理職は19年時点で、日本は14・8%。米国やスウェーデンが40%超、英国、フランス、ノルウェーも30%超で、他の先進国と比べても大きく差が開いている。