杉本八段、藤井少年と他の子の違いは…負けた言い訳「ひと言も言わない」

 藤井聡太新棋聖の師匠である杉本昌隆八段が17日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に生出演。入門当時の藤井棋聖が他の子と違う部分を聞かれ、負けた言い訳を一切言わない「負けを真正面からとらえるところ」と即答した。

 番組では杉本八段を迎え、藤井新棋聖誕生秘話を聞いた。

 その中でジャーナリストの柳澤秀夫氏が「一番最初に、何がこの子は違うと感じ取られた?」と質問した。

 杉本八段は「負けを真正面からとらえるところ」と即答。「負けて言い訳する子は多い。『本気を出してない』とか、『調子が悪い』とか。そういうことはひと言も言わない」と振り返った。

 さらに「将棋盤に向かっている時間は、何があってもそちらを優先」と“将棋ファースト”の姿勢が強いともコメント。「研究会とかあるのでスケジュールを聞くと、いつでも『行きます』と。将棋の時間は惜しまない。常に将棋に浸っていたい気持ちは感じられた」と語っていた。

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